こんにちは。ヒュウです。
今回は、バレーでの適正ポジションについて解説できればなと思います。
僕自身、高校時代はチームのメンバーを決めたり、戦術を決めたりと、監督のようなことをしていたし
僕、珍しいんですけど、センター、レフト、ライトを経験してるんです。
その経験から、各ポジションに向いているひとを解説できればと思います。
ちなみに、この決め方がすべてではないので、自分のチームとか、自分のやりたいことを最優先にして、参考までにしてください。
最後の決め手は、やっぱりやる気だと思うので。
各ポジションの役割から話して、それを基に向いている人を解説していこうと思います。
では、始めます。
各ポジションの役割
まず、バレーには、レフト、ライト、センター、セッター、リベロの5つのポシションがあります。
全日本とかだと、アウトサイドヒッター、オポジット、センター、セッター、リベロも5つですが、今回は、レフト、ライト、センター、セッター、リベロの5つのポシションで解説していこうと思います。
レフトの役割
レフトは、中学・高校だとわりとエースが来るポジションです。
仕事は、サーブカットから、スパイクから、ブロックから、多種多様です。
一番大切になるのは、2段トスとか乱れたトスを打ち切れるかどうかだと思います。
この後解説しますが、ライトにスパイクの強い選手が入ってない場合、レシーブが乱れると、ほとんどのトスがレフトに集まるので、それを打ち切れる技術が必要です。
また、サーブカットにも参加することが多く、レシーブでも要になることが多いです。
一番大変だけど、やってて面白いというか、試合の勝敗に関わるポジションだと思います。
ライトの役割
ライトは、チームによってどっちかの役割になることが多いです。
1つが、どんなトスでも打ち切るパワースパイカー、スーパーエース。
1つが、何でもできて、安定感抜群のプレイヤー。
だいたいこのどっちかですね。
「ハイキュー!!」を知っている人なら、スーパーエースは牛若さんをイメージしてもらって、安定感抜群のプレイヤーは大地さんも思い浮かべてもらえればいいかなと思います。
スーパーエースの役割は、とにかく点をとること。
多くの点を取って、チームを勝利に導くのが仕事です。
バックアタックとかも普通に打ちます。
ただ、攻撃特化しているので、サーブカットを免除される場合が多いです。
このポジションのことをオポジットっていうんです!
安定感抜群のプレイヤーの役割は、何でも屋ですね。
サーブカット、スパイクはもちろんのこと、セッターが1本目を触った時のトスアップなど、ほんとに安定感が求められるポジションです。
このプレイヤーは、チームの砦ともいえる、大切なポジションです。
センターの役割
センターは、基本クイックとブロックが仕事です。
クイックで、点をとったり、相手の攻撃に対して、粘り強くブロックに行くことが大切になってきます。
ブロックの要であるため、センターがしっかりブロックしないと、後ろのレシーバーがレシーブしずらく、チームの守備力はセンター次第と言っていいでしょう。
これは僕個人の意見ですが、センターが安定しているチームは強いと思います。
クイックがしっかり合うとか、ブロックをさぼらないとか。
レフト、ライトと比べると若干派手なプレーはしにくいですが、守備の面において重要なポジションなのは、間違いありません。
また、基本センタープレイヤーはリベロと交代するので、試合中何度もコートから抜けられます。
なので、外から相手の様子を冷静に分析できると、試合を有利に運べるでしょう!!
セッターの役割
セッターの仕事は、スパイカーにいいトスをあげること。
基本的に、セッターは2回目に触り、スパイカーにいいトスを上げます。
相手のブロックを確認したり、自分のチームメイトの調子を確認したり、目に見えない仕事が多いのが、セッターだと思います。
ただ、セッター次第で、チームの強さが変わります。
僕は高校で、ちゃんとやっていたセッターにボールを上げてもらっていて、それが当然だなって思ってたんですけど
初心者にトスを上げてもらうことがあって、スパイクを打とうとしたんですけど、めっちゃ打ちづらかったですww。
複雑なコンビをするチームのセッターは、チームメイトからの信頼も大切だと言えます。
リベロの役割
リベロの仕事は、とにかく守る。
ライトがチームの砦と言いましたが、リベロは、チームの守護神です。
後ろからチームを守る大切な存在です。
守備の面で秀でるのは、守備専門なので、当然です。
ただ、僕にはもう1つやることがあるかなと思います。
それは、チームの士気を上げることです。
僕のチームのリベロがそういう人だったので、そう感じるかもしれないですが、、、。
でも、センターと一緒で、コートを何度も出入りできるので、それを生かして、チームの雰囲気を変えられる選手だと、チームが悪い雰囲気になることが少なくなるかと思います。
ずっとコートにいる選手は、どうしても劣勢になると、落ち込んでしまうので、、。
リベロの役割では、ないですが、できたほうがいいかなと思います。
各ポジションに向いている人と決め方
さぁ、これで各ポジションの役割は、大体わかったと思います。
これからは、各ポジションに向いている人と決める時の指針になるものを解説できればなーと思います。参考程度にしてください。
レフトに向いている人
レフトに向いている人は、ずばり何でもできる人です。
スパイク、ブロック、サーブカットなどなどバレーを1通りすべてこなせる人が向いていると思います。
また、乱れたトスが来たり、勝負を決める一球が来たりするので、精神的に強い人も向いていると言えるでしょう。
ちなみに、僕らのチームのレフトは、レシーブもできて、ブロックをできて、トスもできて、何でもできる人だったし、1番バレーに貪欲でしたね。
なんで、レフトの人は、向上心があるかどうかで決めるのがベストだと思います。
現状下手でも、能力は努力次第でどうにでもなるからです。
逆に向上心がないと、能力が伸びないので、頼りないレフトになるでしょう。
能力を向上させるために必要なマインドセットについて書いた記事です。
見てみてください。
知らないと損!中学生・高校生・初心者におすすめ!バレーで成長できる・上達できるマインドセット! – ヒュウブログ (hyu-blog.com)
ライトに向いている人
ライトに向いている人は、めっちゃスパイクが強い選手か何でもできて安心してプレーが見られる選手です。
スパイクが強い選手は、とにかくメンタルが大切です。
トスの本数が他の選手よりダントツで多くなること間違いないので、それを打ち切れる体力と、ブロックにつかまってもおれないメンタルが大切です。
上手い選手でも、何本もスパイクを打っていたら、ブロックにつかまります。
大切なのは、捕まった後どうするかです。
そこらへんの自分のメンタルとの付き合い方がしっかりしている選手は向いているでしょう
また、プレーが安心してみられる選手もライトにはいいです。
練習を毎日一生懸命しているとか堅実なプレイヤーをライトに置くと、チームの安定すると思います。
レフトにレシーブが少し苦手な選手がいる場合は、ライトに安定したプレイヤーを置くと、チームがより強くなるでしょう。
センターに向いている人
センターに向いている選手は、相手を観察できる人です。
身長が高いほうがいいとも聞くかもしれませんが、まぁ身長はどうしても遺伝とかもあるので、変えられる能力で見たときに、相手を観察できる人が向いているかなと。
センターは、セッターとの勝負です。
セッターの癖、スパイカーの癖を見つけて、いかにブロックにつくか。
それでチームの守備力が決まるといっても過言ではないかもしれません。
また、しっかりチームの約束を守る人も向いていると思います。
ブロックは、ほとんどのチームシステムで組んでいるので、その中核となるセンタープレイヤーが自分の直感だけでブロックにとんでしまうと、システムが崩壊します。
クイックも、さぼらず入ることで、おとりになり、レフトとかライトのプレイヤーがスパイクを打ちやすくなるので、真面目な性格が向いていると思います。
何事も忠実にこなす人をセンターに置くと、安定感が増すでしょう!!!
セッターに向いている人
セッターは、トスのうまさはもちろんですが、頭の柔軟さが大切だと思います。
相手のブロッカーをだますと、味方のスパイカーが打ちやすいし、チームメイトの調子によってトスの本数を変えたり、性格によって、どんな場面でトスを上げるか決めたり
各試合によって、正解が変わってくるので、そこらへんを考えられる頭の柔軟さがあれば、セッターに向いていると思います。
また、思いやりのある人も向いているかと思います。
セッターはスパイカーにトスを上げるのが仕事で、スパイカーはセッターのトスがないと攻撃しにくいです。
そこで、セッターが自分の楽をして、雑にトスを上げていると、スパイカーも打ちづらいし、得点も取れなくなります。
セッターに思いやりの心があれば、スパイカーに少しでも打ちやすいトスを上げるので、思いやりのある人はセッターに適正だと言えると思います。
リベロに向いている人
リベロに向いている人は、前向きな人とか、頼りになる人だと思います。
リベロの役割でも述べましたが、リベロがチームの士気を高めてくれると、試合がしやすく、悪い雰囲気になることが少なくなります。
そういう意味で、前向きな人はリベロに向いているかなと。
積極的にチームメイトに声をかけ、チームメイトの精神的な柱となると思います。
リベロが頼りになると、サーブカットとか広い範囲を任せられるし、リベロの言うことをチームメイトがしっかり聞くようになります。
守備に関して、心配事がなければ、スパイカーは攻撃に専念することができ、スパイクとかブロックといったことに集中でき、高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
今回のまとめ
今回は、バレーのポジションに向いている人と役割・決め方について解説しました。
どうだったでしょうか。
これは僕自身の意見で、他にもいろいろあるとは思いますが、参考程度にしてもらえればうれしいです。
ポシションを決めるうえで、一番大切なのは、その人の気持ちだと思います。
チームの事情で、選手の意向以外のポシションをしないといけないこともあるとは思いますが、それもいい経験だとは思います。
どのポシションにも共通して言えることは、バレーが好きであること
これは、どのポシションでも大切だと思います。
コートに入っている選手も、バレー好きな人と一緒にバレーしたいですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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